柳生武芸帳 [時代小説]
2010年3月5日(金)
もう3月になってしまった。
去年の年末から、読まなきゃと思っていた
五味康祐先生の柳生武芸帳を読み始めた。
文庫本で上下あるけど、やっと上を読んだ。
いまどきの文庫書き下ろしと違って、
字も小さいし、読み応えがある。
話が広がりすぎてなんだか訳わからない。
けどコレは、めっちゃ面白い。
今まで読んだ柳生関連の本は、
ただ単にコノ柳生武芸帳を元にしただけじゃん、
と思わせるくらい。面白すぎマス。
ところで。
柳生武芸帳は。
なんと!
その物語は、
唐津城大広間から始まる。
知らなかったデス・・・
始まりから数ページ先の唐津城の描写。
『唐津城は、もともと松浦川の河口の尖端に在り、
北は海に面し、海水を取入れた濠が城郭の四囲
をめぐって流れている。
従って城全体が海に浮かんだ巨大な建物の感じである。』
この城の大広間から壮大な物語が始まるなんて。
新しい視点を持って、
また唐津城へいかなきゃ、と思った次第デス。
私の場合、推理小説とかばかり読むので、教養がありません。
今も、懐かしくなって、「悪霊島」なんぞを読んでます。。。
by takechan (2010-03-06 15:07)
私は「柳生武芸帳」は読んでいないのですが、ドラマでは親しんでいます、3冊の武芸帳を巡り十兵衛など柳生一族が活躍する時代小説ですね。面白そうですね、読んでみることにします。
by fuzzy (2010-03-06 15:35)
五味康祐作品は、高校時代に結構読みました。
当時としては、文章がカタいので、ちょっと読みづらかったです。
実家には結構あるのですが、現住居の本棚をチェックしてみたら3冊しかなかったです。
柳生の話は、五味康祐か山田風太郎のどちらかがベースになっているといっても過言ではないですね。
by ガンビー (2010-03-06 21:33)
> takechanさん
推理小説も昔ハマりました。でも、仕事がつらくて・・・
頭悩むのが、受け付けないんですよね。だから、勧善懲悪のような
時代小説へ移ってきました。
by ノリパ (2010-03-06 22:15)
> fuzzyさん
ドラマが去年の年末やってたので、本を読んでみよう、と思って
ました。まだ、下の途中ですけど、何が何だかわからないストーリー
です。めちゃめちゃなストーリー展開です。でも、剣戟シーンが
興味深いので、それがしには面白いです。
by ノリパ (2010-03-06 22:17)
> ガンビーさん
固い文章で、読み応えがあります。こんなのを高校から
読んでたなんて、スゴイっスね。やっぱり、柳生本の本家本元
なんですね。
by ノリパ (2010-03-06 22:19)