2013年12月29日(日)

 

三重県津市、津城。

 

伊勢津藩32万石の祖である藤堂高虎。

主人を八回替えたともと言われるが、時の流れに従った誠実な人物だったんだろな。

だって、豊臣秀吉公、徳川家康公などの天下人に信用され、愛されてたんだから。 

 

お城の世界では安心の高虎ブランド。

17もの城を築き、それらほぼ名城と賞賛されているくらいの築城名人。

ここ津城も、幕末まで藤堂家十二代の居城、当然 Made by 高虎。

 

 

津駅からゆっくり歩いて15分。

見えてきた見えてきた。

おおっ、犬走(いぬばしり)があるぞう。

久々に見た藤堂高虎築城術、いいねっ。

 

お堀沿いに石垣を堪能しながら見学。

戌亥櫓台石垣。

垂直に立ち上がる高石垣 & 犬走 とくれば高虎メイド。

 

 

現在では遠浅の海岸だが、津は古く「安濃津」と呼ばれる良港で、

海上交通の要地として賑わった。

1580年織田信長公の弟 信包によって築かれた津城、

1608年に藤堂高虎が入封して大修築される。

北の安濃川と南の岩田川を天然の堀とし、その内側に内外二重の水堀を備え、

西の丸、本丸、東の丸が内堀の中に連郭式に並んでいた。

天守台はあったが天守は建てられず、本丸四隅は天守台と三基の櫓、

それらを結ぶ多聞櫓で囲われていたらしい。

 

 

本丸に入り、ウロウロするも特に目を引くものはなかったス。

藤堂高虎の銅像もなんかイマイチだったなあ。

じゃあ、あの石垣の上をブラブラすることにしますか。

こういう高いところ好きなんデス。

 

 

さあ、いくぞっ。

心を決めて、戌亥櫓台石垣上から覗き込む。

ひゃあ、こりゃ高いな。

お尻がキュッとなりましタ。 

 

 

何もないけど、模擬復元した三重の櫓が建てられている。 

 

 

築城名人、藤堂高虎の居城。

高虎印の石垣と犬走、名人技を堪能しましタ。

今年最後のお城訪問には格好のお城。

来年はもっとお城に回りたいな、と思った次第。。。