2010年9月4日(土)
深山幽谷の禅寺。
曹洞宗の大本山、永平寺。
大きな杉木立が真夏の日差しを遮る。
すでに、空気が違う。
凛然とした空気に変化してきている。
最初に集められて、お坊さんのお話を聞く。
ココはお坊さんが集まって修行する清浄な場。
何を見ても、何を撮ってもいいけど。
修行中のお坊さんの写真は撮っちゃダメ、とのこと。
なるほど、それはそうだ。と納得。
折上格天井を見ながら先へと向かう。
七堂伽藍とそれぞれをつなぐ
回廊が張り巡らされている。
この回廊がスゴイ。
みんなキープレフトで見学。
途中すれ違うお坊さんが颯爽としている。
そうか、ココは昔も今も修行の場なんだ。
たんなる見学というよりも、修行する気で見なきゃ。
法堂で結跏趺坐。
気持ちが落ち着く。
場の力って、絶対にある。と実感。
一番上の法堂から見ると、屋根が重なり合っている。
どうりで、こんな猛暑なのに。
暑くないどころか涼しいし、空気が澱んでないっス。
見上げると空は高い。
僧堂には、でっかい木魚。
最初見たときは、その大きさに。
ギョッ魚っとしてしまった・・・
今なお沢山のお坊さんが修行されている永平寺。
それがしもなんか生まれ変わった気分になったかも。
とても素晴らしい場所でした。