2011年4月3日(日)

 

それがしの読む本は、

ほとんどが時代小説。

 

現代が舞台だと、

仕事を思い出してしまう。

仕事を忘れるために、

本を読んでいるのだから。

まったく違う時代がイイっス。

 

去年から上田秀人先生にはまる。

『奥祐筆秘帳シリーズ』を読み、

すごいコレは、と思ふ。

さすがに。

『この文庫書き下ろし時代小説がすごい!』

の一位に輝いたことだけある。

 

奥祐筆シリーズは、まだ続いている。

それがしが好きな佐伯泰英先生の

『居眠り磐音 江戸双紙』、『密命』 と同じように。

本屋行くたびに。

それらの新刊出てないのか、と探してしまう。。。

 

本屋で手に取った上田先生の他のシリーズ。

『勘定吟味役異聞(1)~(8)』 を読み終えた。

なんと、8巻で完結。

結末を読み終えることができて、なんかウレシイ。

 

だって。

シリーズ物が途中で終わるのって、

悲しすぎますから。

グイン・サーガのことを考えると涙が出てくる。。。

 

勘定吟味役というと、金勘定してそうだけど。

主人公は一放流の使い手、水城聡四郎。

だけど、単なる剣戟小説でなく。

権謀渦巻く政略やら、謎解きやら

いろんな要素が交じり合って面白かった。

また読み直そう。

 

なんか面白い本ないかな、と本屋に行ったら。

上田先生の『目付鷹垣隼人正裏録』や

『闕所物奉行 裏帳合』なんてシリーズが。

思わずすべて買ってしまう。

 

やめられない。止まらない。作家買い。

佐伯先生に引き続き、上田秀人先生の本なら

無条件で買ってしまう自分がコワイ今日この頃・・・