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2013年 初BBQ [日々のこと]

 

 

2013年4月28日(日)

 

今日も天気がいい行楽日和。

でも今日は一番下のチビがサッカーで遠くに行けない。

どうやら8:30~12:30まで小戸公園でやるらしい。

 

小戸公園なら、バーベキューでもしとくか。

ということで2013年初めてのBBQ。

2013ハジメテノBBQ.jpg

 

 

今までいろんなところ、たとえば福岡近辺なら、

海の中道やら北山湖やら室見川やらで

BBQやったけど、この5年くらい小戸公園。

この季節になると、『小戸公園』 『BBQ』で検索されて来られる方が

多くなるので、年に数回小戸公園でBBQをやる身としてちょっとした情報をば。

 

2年前までは1グループ500円也だったけど、今は1人100円也の使用料。

大人数でも領収書出してくれますよ、40人というのを実際見ましたから。

今は時間制限なくなったので、朝から夕方までいられる。

 

一番下のチビのサッカーが8:30からなので、グランドまで送りこみ、

8:30から受付待ちに真ん中のチビと並ぶ。この時点で10番目くらいだった。

8:50に受付が空いた時には後ろに同じくらい並んでいた。

予約は受け付けないから、並ぶしかないんです。

9:30くらいに受付まで行ったけど、まだ並んでいた。人気スポットだな。

 

でも、どんだけ混んでも受け付けてくれるから大丈夫。

レンタル品は無くなるから面倒だけど、目の前のコーナン商事で

なんでも買える。たしか8:00開店だった記憶がある。

 

ただ、場所はいいところがなくなるだけ。

といっても、どんだけ混んでるといっても場所はあるから問題ない。

今回も昼過ぎに来るグループが結構いたけど、

今回もそうだけど、今まで場所がなくなったことは見たことない。

 

場所取りは可能だけど、グループによっていい場所って違うから、

どこがいいかなんて一概に言えないス。

ちなみにそれがしは、いつも海側に設営。

小戸公園は、海から山へと風が流れるから風上になるんですよね。

とはいっても、大人数の人たちは日陰の多い山側に陣取っている。

それぞれのパーティによって、いい場所はイロイロ違う。

 

 

真ん中のチビに手伝わせてBBQの用意。

火をおこしたり準備していると11時近くになって、

やっと一番上のチビと嫁さんが自転車で登場。

そこから料理を開始、肉を焼きながら一番下のチビを待つ。

やっと13時くらいになって、サッカー小僧がやって来た。

ヤットキヤガッタ.jpg

 

 

やっと飯が食べられる、とダッチオーブンの蓋を取る。

今回はなかなかスゴイ、うまくできた、と自画自賛。

皮はパリパリ、ダッチオーブン効果さまさまっス。

ドウヤッ.jpg

 

ジガジサンッス.jpg

 

ヤットデキタ.jpg

 

 

最後にリゾットにして食べたら、鳥のダシが出ていて

めっちゃ美味かった。備忘録のため書いておこう。

リゾットウマイ.jpg

 

結局、16:00まで居座ってしまった。

今年初めてのBBQ楽しかった、またやろう、と思った次第。

 

 

 

 

 


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熊本城 [城]

 

2013年4月27日(土)

 

大好きな熊本城、そのなかでもお気に入りスポット。

加藤神社から眺める宇土櫓。

いつ見てもウットりする、宇土櫓だけに。。。

清正公が造った高石垣はホントにスゴイっ。

久しぶりにそれがしとの比較でもしときマス。

ウトヤグラトソレガシ.jpg

 

 

 

 

3連休の初日、天気がイイらしい。

どこ行くと? と前から聞いていたら。

なんとっ! 熊本城に行こうよ、とのたまう嫁さん。

 

よくわかっとるやん、素晴らしい、まさに模範解答。

夫婦になって長くなると連れ合いの気持ちがわかるのかな、

と思っていたけど、実は違ってたみたい。

どうやらキミは去年食べ損ねた太平燕を食べたかっただけなのか。

 

 

ということで。

朝7:45分くらいに車に乗り込むそれがし一家五人。

熊本城はいつ行ってもサイコー、何回でも行きたくなる。

もっともおっと、くまもっと!

とタケモトピアノのCMを口ずさみたくなりマスよね。

えっ、それがしだけ。。。

 

 

1時間半くらいのドライブで到着。

本日は熊本大神宮の駐車場に停め、須戸口門から初めて登城。

大人3人子供2人、1900円也を支払い城内へ。

スドグチモン.jpg

 

ココからは悠々と歩く嫁さんたちと別行動。

あちらこちらウロウロと歩き回る挙動不審なそれがし。

天守まで櫓群を見ながらのアプローチ。

石垣の曲線美を堪能しながら櫓群を下から見上げる

チクと不貞なアングルを楽しみつつ天守へと向かう。

ヤグラグン.jpg

 

 

今日は天気がめっちゃイイ暖かい行楽日和。

天守閣付近はアジアの言葉が飛び交うインターナショナルな観光地。

お殿様気分を味わうために天守に登ろうよ。

クマモトジョウテンシュ.jpg

 

 

小天守から眺望を楽しみながらフト下を見ると。

おっと、これはっ。

とうとう見つけたぞ。

そうなんだ、このアングルからなのか。

天守閣へ向かう橋の下にある階段から続く道。

立ち入り禁止なんで、いつも気になっているんですよね。

下って左に埋門、そしてさらに抜け穴のような埋門。

コテンシュカラミタヌケアナ.jpg

 

下って左に埋門。                  さらに抜け穴のような埋門。

コッチカラヌケテ.jpg コチラニデルノカ.jpg

 

自分で勝手に納得してニヤニヤ。

後から本丸御殿へ行き、模型で確認。

このアングルからかな。

モケイノヌケアナ.jpg

 

他の人にはどうでもいいことだけど。

それがしには大事、というか得した気分になりました。

やっぱりいいお城だ、いつ来ても新しい発見がある。

 

小天守から見る宇土櫓。

どこから見ても完璧なプロポーション。

創建当時からあるとなると御歳400年超えかいな。

歳を感じさせない美しい立ち姿。

ウトヤグラサイコー.jpg

 

 

 

大天守へと移動して、本丸御殿の大きな瓦屋根を見ていると。

なにやら見えるぞ、なんだなんだ。

ホンマルゴテンヤネ.jpg

 

ズームアップすると見えてきた。

なんだ、くまモンかいな。

そういえば、街中くまモンだらけだったな、困るよ。

まったく、くまったもんだ。。。

違うか、正確には。

くまもとじょうに、くまもとうじょう、 だな。。。

クマッタモンダ.jpg

 

 

戯言のあとは、本丸御殿を見学。

そのあとは、宇土櫓。それがしにとってはメインかな。

やっぱりココはサイコーっス。

ウトヤグラ1.jpg

 

 

気分が高揚したまま、頬当御門を出て加藤神社へ。

いつものお立ち台から宇土櫓を眺めウットり。逆光だけどいいや。

オタチダイカラ1.jpg

 

思わず空堀に駆け下りて、

石垣越しに宇土櫓を見上げて喜ぶそれがしをチビたちが撮影。

それが最初の写真でしタ。

 

最後に十八間櫓をまたまた下から見上げてニヤリ。

うーん、素晴らしい脚線美。

1年ぶりに来て良かった、大満足しました。

ジュウハッケンヤグラ.jpg

 

 

 

それがしはもう胸いっぱい、大満足なんですが。

太平燕(タイピーエン)を食べたことない嫁さんのために、紅蘭亭へ。

去年は裏から入ったけど、今日は開店5分前11:25に正面から入店。

すぐに入れたけど、帰り見たら30人は並んでたな。

 

熊本県民のソウルフード、太平燕。

こちらは普通のタイピーエン。

鶏がらの優しいスープに、麺は春雨。

タイピーエン.jpg ハルサメノメン.jpg

 

それがしは、春限定のあさりとクレソンのタイピーエン。

アサリノターピーエン.jpg アッサリトシタアジ.jpg

 

お味は?

ええ、アサリだけにあっさりとして美味しかったデス。。。

 

 

熊本城、太平燕と、くまもとをまともに堪能した1日でした。。。

 

 

 

 

 


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プチ登山 [日々のこと]

 

2013年4月13日(土)

 

天気予報では晴れらしい。

確かにめっちゃ天気がいい。 どうする? 走る?

 

たまには皆でドライブしようか。

たまにはあそこに登っとくか。

 

ということで、糸島半島をドライブして高い所へ、立石山。

チビ3人と嫁さんとそれがし、一家5人でプチ登山。

15分くらい登るとサイコーの景色、何度でも来たくなる。

ゼッケース.jpg

 

 

ヤッホーい。

お城も好きだけど、どうやら高い所も好きなんですね。

高いところに立って気分が高揚した様子をパシャリ。

ヤッホイ.JPG

 

集合写真もパシャリ。

ソレガシイッカ.jpg

 

 

天気はいいけど、山の上は風が結構強かった。

そんな中、頂上で持ってきたお弁当を食べました。

これこそ、頂でいただき。。。

下山して、糸島半島をぐるりと走り帰った次第。

 

 

 

 

 


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唐津城へ [バイク]

 

 

2013年3月31日(日)

 

天気予報を見ると10:00から12:00までは晴れ予報。

暖かそうだから、今日はちょっと走ろうぜ。

一番下のチビのサッカーは、昨日と違って今日は家の隣だし。

校区内だから勝手に行けるから、放かっておいても大丈夫。

なんかあったら、上のチビ2人がいるからなんとかなる。

 

ということで走る準備。

9:00にバイク置き場から2台をを引っぱり出す。

日の光に照らされて鈍く光るバイク、結構サビサビ。

スタート予定の10:00までは時間があるからな、

と100円ショップで買ったサビ取りをだしてきてゴシゴシ。

あー、やめられないとまらない。。。

 

それがしのKawasakiはすぐに綺麗になったけど、

嫁さんのハーレーはビックリするぐらいサビサビ、さすが鉄馬。

いくらこすっても綺麗にならない、あっという間にもう10:00過ぎ。

 

 

10:15に家を出発、拾六町ICで高速に。

前原ICで降りて、GSにて給油。

Kawasakiはレギュラーだけど、ハーレーは廃屋。

この円安で、ガソリンも高くなったなぁ。ハイオク高過ぎデス。

 

二丈浜玉有料道路へ突入。

おっとっ、この間新聞で見たけどホントなんだ。

なんとっ!

今日まで有料、明日4/1からは無料。

今までありがとう、これからも走りますわ、

と最後の有料代金、360円也×2台分を支払う。

キョウガサイゴノユウリョウ.jpg

 

 

唐津まで行き、お気に入りの場所へ。

久しぶりに来た。

2013年では初めての唐津城を望む。

ZRX1200R & XL883L @唐津城。

2013シーズンカイマク.jpg

 

 

唐津城へ挨拶したら引き返す。

唐津からは下道でシーサイドをトロトロ走る。

糸島半島をグルリと回ろうと思っていたけど、どんどん天気が悪くなる。

どんよりと曇り、肌寒くなってきた。

キモチイイシーサイド.jpg

 

 

帰りしなに寄ろうと思っていたラーメン屋が潰れていたし、

天気も悪くなってきたし、どうするよ、と相談。

しょうがない帰ろ、ということで再び高速に高速に乗り拾六ICへ。

いつも行っている小戸の船津商店にて昼飯。

体調の関係か、チクとしょっぱかったけど美味しかったス。

フナツショウテン.jpg

 

 

最後にいつもの福岡タワー前にてパシャリ。

ものすごい曇り空になってきた。

今日は天気予報が思い切り当たってたなあ。

クモッテキタフクオカタワー.jpg

 

わずか3時間、102キロの夫婦道中。

今年は頑張って乗ろう、と思った次第。

 

 

 

 

 


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桜 @福岡城 [日々のこと]

 

2013年3月30日(土)

 

サッカーチームに入っている小四になる一番下のチビ。

朝からサッカーに行くらしい。

近くでやってくれればいいのに、送らなあかんやん。

どこでやるの? 舞鶴球技場かいな。

おっと、ソコは福岡城内にあるグラウンドじゃないかっ。

 

ということで、朝8:00すぎに車で10分くらいの福岡城へ。

一番下のチビとチビの自転車を現地で下ろし、一旦家へ帰る。

 

午前中は、高校生になる一番上のチビとソフトバンクショップに。

それがしがまだアイフォン4なのに、ガラケーから5に機種変更させられる。

甘甘だな、でも親孝行な高校だからいいや。

 

 

 

14:00過ぎに嫁さんと真ん中のチビで

自転車に乗り込み、一番下のチビを迎えに福岡城へと向かう。

福岡城は桜が満開、花見の人で大混雑。

案の定、車は渋滞、駐車場は入れない。

歩道も人で溢れていたので、自転車も乗りにくかった。

 

 

ということで、福岡城に到着、ブラブラと花見。

赤い顔をして酔っぱらい気味の後輩にも会ったし、

そこら中で花見の宴会が展開されている。

桜満開だから俺の酒をのまんかい、とか言ってるんだろうな。。。

 

まだ15:00なので、それがしは飲まないっス。

一応16:00になるまで飲まなという自主規制が我が家にはある。

じゃないと歯止めが効かない嫁さんとそれがしデスから。

サクラノフクオカジョウ.jpg

 

 

サッカーも終わったみたいで、グラウンド整備をしている。

勇姿を見せるほど上手くないから、終わった時に行くくらいが

どうやらちょうどいいらしい。

グラウンド向こうの石垣上には現存の祈念櫓。

サッカーヤッテルチビ.jpg

 

 

それがしはチクと散歩。

石垣に桜というのは鉄板、やっぱり合うなあ。

桜の名所のお城は多いけど、ココも桜が多い。

オハナミニハサイコー.jpg

 

 

祈念櫓もこうやって見上げると絵になる。

地味な色であまり好きではなかったんですが、

満開の桜越しに見ると5割増しくらいになるな。

ゲレンデ上で出逢う女性のような感じ。。。

キネンヤグラエニナル.jpg

 

 

普段はあまり人がいないお城でも、桜の季節は人が多い。

それがしはどの季節に行くのも好きですが、桜の季節はいつもと風情が違う。

みんなが来てくれて、これを機にお城好きになってくださいね、

と願ひながら、福岡城を後にする。

家に帰って16:00過ぎ、おっと、時間だ、焼酎飲まなきゃ。

 

 

 

 

 


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充電ツーリング [バイク]

 

2013年3月23日(土)

 

先月バッテリーが上がっていた嫁さんのハーレー。

福岡に帰って来た時に、エンジンを回すようにしていた。

それでも、寒いときには乗りたくない走りたくないス。

 

こんなことじゃイカン。だんだん暖かくなってもきたし。

完全防備でちょっとだけ走ることにするか。

ということで、バッテリー完全充電のため走ることに。

 

志望校に合格して、自堕落な生活を送っている

一番上のチビに家のことを任せて10:00過ぎにスタート。

拾六町ICから高速に乗り前原ICを経由、

糸島半島の海沿いを走って福岡に帰ってくるいつものルート。

 

バッテリー充電のため、走りを頑張ってり。。。

XL883Lの嫁さん。

2013ヨメサンノユウシ.JPG

 

 

いつも走っているのでマンネリ化しているコース。

ただ単に走るだけで日常を忘れられるからいいけど。

二見ケ浦で休憩し、しばしマッタリ。

海沿いだからかな、だんだんと寒くなってきた。

カスンデイルフタミガウラ.JPG

 

2013メオトイワ.JPG

 

 

約2時間66キロの近場をバッテリー 充電ツーリング。

そろそろ冬眠生活も終わって走らなきゃ。

 

 

 

 

 


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ぶらぶら名古屋城 [城]

 

2013年3月20日(水)

 

とってもお世話になった御仁が名古屋に来られた。

名古屋観光といえば、やっぱり名古屋城でしょ。

ということで、ブラブラと名古屋城散策することに。 

 

イロイロと見ながら歩いていたら、

きんさんぎんさんが20年前に記念植樹された桜だよ、

と警備員さんに教えてもらう。

知らなかったっス、貴重な情報ありがとうございました。

なぜだか、きんさん桜だけが満開。サクラサク。

サクラサク.jpg

 

 

天気良くないのが悲しいけれども、

曇天にキラリと輝くシャチホコに目を奪われ、

本丸御殿の復元具合を見学した後、

天守閣へ登り殿様気分を存分に堪能。

 

 

天守閣から下りて、グルリと周りながら天守台石垣を眺める。

いつ見ても。

ウットリと見惚れる清正流石垣。

素晴らしい脚線美、もとい曲線美。

キョクセンビ.jpg

 

ウツクシイテンシュダイ.jpg 

 

 

そうだ、それがしはコレを探しに来たんだ。 

名古屋城建設初期には、

西側にもう一つの小天守を連結する計画があり、

初期の設計図にはその小天守が描いてあったらしい。

大天守西側石垣にその入り口の痕跡がある、

と酔んでた、もとい読んでた本に載っていたんスよね。

 

おっと、ココだな。

たしかに後から埋められたように周りの石と違うかも。

と、自分を納得させることにする。

イリグチアト.jpg

 

 

いつ来ても楽しいお城のワンダーランド。

本丸御殿の一部公開ももう間近。

ますます魅力を増すばかりの名古屋城。 

後ろ髪を引かれる思いでお城を後にした次第。

また来よっと。

 

 

 

 

 


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シロノワール [日々のこと]

 

2013年3月吉日

 

名古屋名物の甘味らしい。

お城好きには堪えられないネーミング。

その名も、『シロノワール』。

 

その語感を耳にした途端に、

お城ワールドが頭の中で展開される。

オシロノメヌー.jpg

 

ウィキペディアによると。

シロノワールは、愛知県名古屋市に本社を置く

喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」の看板メニューの一つ。

温かいデニッシュ生地のパンケーキの上にソフトクリームを絞り出し、

サクランボの実をのせたデザートであり、メープルシロップをかけて食べる。

名古屋ではお馴染みのデザートであり、

SEAMOの楽曲『Mr.Girl Hunter』やSKE48の劇場公演曲『SKE48』、

太田忠司の小説『甘栗と戦車とシロノワール』などの作品中にも登場する。

 

コメダ珈琲店にて。

天守台の上に聳え立つ白漆喰の天守閣、

のようなソフトクリームを目撃。

シロノワール.jpg

 

甘いけど旨かったス。

世の中にはまだまだ知らないことばかり、勉強になりました。

それにしてもシロノワール、いい響きでしタ。。。

 

 

 

 

 


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大垣城 [城]

 

2013年3月17日(日)

 

岐阜県大垣市の大垣城。

北には中仙道、南には東海道、と西美濃の交通の要衝。

関が原の東方10キロにあり、京へ向かうためには押さえておきたい地。

 

戦国時代には美濃斎藤氏の支城大垣城があり、

美濃を平定した織田信長公が支配下に置く。

豊臣秀吉公時代は、一族や重臣を大垣城主に据えていることからも、

大垣城がいかに重要な地であったか、を証明している。

 

 

ということで、JR大垣駅からテクテク歩く。

時代を感じさせるチクと寂れた商店街。

いい感じで時代を経てきた商店街を歩いていると、

アーケード横に突然現れる。

こんな登場の仕方のお城も珍しいっス。

オオガキジョウイリグチ.jpg

 

 

かつて戦災で焼失するまでは、四重四階建ての天守閣がご鎮座していた。

その姿が説明書きにあったので、パシャリと撮影、かつては国宝らしい。

カツテノオオガキジョウ.jpg

 

四階の天守というのも珍しい。

四は死に通じるということで、お城には四がないんデス。

二の丸、三の丸は普通ですが、四の丸はないですから。

 

 

門をくぐると見えてきた。

四階建てで復元されている。

オオガキジョウ.jpg

 

 

関が原の戦い時の西軍の本拠。

天下分け目の戦いのいろんな作戦が、ココで考えられたんだろうな。

西軍の本拠になったがために、関が原の戦い後には、

徳川家康公率いる東軍に攻撃され、三日間の籠城後開城。

 

その後1635年に戸田氏が10万石にて入封し、明治まで続く。

徳川幕府の基礎が固まっていくとともに、大垣の地も争いの地から変化していく。

 

復元でも、これだけ忠実ならいいっス。青空に白が似合う。

100円也で天守閣内部に入り込み、

展示物を見ながらイロイロと勉強しました。

オオガキジョウ2.jpg

 

オオガキジョウトオクカラ.jpg

 

 

西美濃の拠点、大垣城。

かつては、揖斐川の氾濫原を取り込んだ水の城。

先達の治水のおかげで、氾濫原は跡形もない。

四重四階の復元天守閣が、かつての姿を今に伝える。

いいお城でした、また来て見よう、と思った次第。

 

 

 

 

 


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JAF [バイク]

 

2013年2月10日(日)

 

そういえば、それがしライダーだったなぁ。

バイクに乗ってたコトを忘れかけている今日この頃。

寒い季節には乗りたくなくなる軟弱ライダー。

毎晩、酔っぱらいだー、には変身してるんですけどネ。

 

今日は天気がイイから、たまには動かしときマスか。

と、それがしのバイクを引っ張り出しエンジン始動。

バッテリー弱ってたけど、チョークを引いて何度かトライ。

久しぶりに火が入るも吹き上がらないエンジンを回し、

ちょっと走ってヤフードーム前のGSにて給油し帰ってくる。

 

 

次は嫁さんのだな、と帰ってそれがしのバイクをしまい、

重いハーレーをバイク置き場から引っ張り出す。

さあエンジン始動、っと。

セルボタンを押したら、カスカスカス。。。 

あーやっちまった、バッテリー上がり。 

押しがけしようとトライするも、重すぎる車体。

300キロオーバーは押せませんわ。

 

ブースターケーブルどこにあったかな、と部屋に戻り、

どういう順序で繋げばよかったかな、とネットを調べる。

バッテリー上がり、でググったら。

『バッテリー上がりならJAF』 と一番上に出てきた。

 

そうかっJAFか、呼べばいいんだ。 

20年近くJAF会員になるけど初めて連絡。

 

 

素晴らしいデス、JAF。

すぐに来てくれた。

にこやかに登場し、すぐにバッテリーの蘇生作業開始。

あっ、という間に仕事が終わり生き返ったバッテリー。 

 

お気軽にいつでも呼んでくださいね、

バッテリー上がりは無料ですから。

ボクもバイク乗っているんですよ、

今日は天気がいいから走って充電してくださいね、

との言葉を残し2人の隊員は颯爽と去っていかれました。 

かっこイイっ、感謝感謝デス。

 

今まで嫁さんとそれがし2人分の会費払ってきたけど、

これからも喜んで払わせていただきマス。

バイクのロードサービスもやってるから安心だな。

 

 

ということで、昼飯を食べた後に、

バッテリー充電を兼ねて走りに行く。

図らずも今年初めての夫婦道中。

あまりにも寒いので、近場をソロソロと走っただけ。

キョウハサムイス.jpg 

 

 

西へ行こうとするも、えらい混んでいたので戻ってくる。

エンジン回して充電しなきゃ、ということで。

いつもの福岡タワー前にてエンジンをブンブン回す。

ココなら誰にも文句言われんやろ。

かなーり長い時間にわたりグダグダと日なたぼっこした次第。

タワーマエ.jpg 

 

あまりの寒さに走行距離はわずか18キロ。

こんなコトじゃダメだな、ライダーとは呼べないな。

と、家に帰って嫁さんと焼酎お湯割りにて反省会。

やっぱり2人ともただの酔っ払いだーだったようデス。。。

 

 

 

 

 


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頼みごと [日々のこと]

 

2013年1月14日(月)

 

それがし家族の中で、一番上のチビが高校受験生。

年末も正月も勉強していて、休みもなく大変そう。

さすがに3連休の最終日は塾も休み、といっても歩いて3分の所にある塾だけど。

もうすぐ試験になるので、合格祈願のために太宰府天満宮にお参りに行くことに。 

 

去年はバスと電車を乗り継いで行ったけど、

人混みで風邪をもらうのを懸念して、車にて出発。

 

混まないうちに、と自宅を7:30にスタート。

百道ICから高速に乗ると、駐車場にAM8:00到着してしまった。

 

ブラブラと本殿まで歩いていく。

朝早いのに、意外と参拝の人がいる。

ダザイフテンマングウ.jpg

 

オマイリシマス.jpg

 

 

祈願受付は8:45から、と案内にはあったけど。

8:30前に行ったら、もう受付していて、滑り込みセーフ。

これは、縁起がいいぞっ。 

 

それがし、いろんな神社でご祈祷を受けてきたけど、

太宰府天満宮は寒い中でも、畳に正座なんですよね。

それがしはココで何度か経験してるけど、最後の方は足が痺れてくる。

こういうのは、やっぱり椅子がいいっス、イスだけに。。。 

 

ご祈祷のあとは、絵馬にお願いを書き吊るす。

志望校合格よろしくお願いしマス。

カミダノミ.jpg

 

 

ということで、学問の神様への神頼み終了。

あとは風邪ひかないように、自分で頑張ってくれ。。。

 

 

参道にて梅ケ枝餅を食べながら駐車場に戻る。

そのまま、まっすぐ帰ればいいのに、

環状線になった福岡都市高速をなぜか1.5周してしまった。

 

 

受験生の皆様、風邪をひかないように、

悔いのないように、ラストスパート頑張ってくださいね。

と、心から思っている次第デス。 

 

 

 

 

 


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清洲城 [城]

 

2013年1月6日(日)

 

愛知県清須市の清洲城。

清洲とパンフレットに書いてあったから、清洲にしとこう。

 

新幹線に乗っているとよく見えるので、とっても気になっていた赤い橋と天守閣。

平成元年に造られた模擬天守。

名古屋城の清洲櫓は、清洲城天守を代用と聞いてたけど、随分と違う気がする。

おおっと、パンフレットには天主と表示してある。

まっ、いっか。 

 

 

ということで、初めて来ました清洲城。

逆光なんで、よく写ってなかった、残念。

ギャッコウキヨスジョウ.jpg

 

反対側の広場が工事中だったので、横からパシャリ。

キヨスジョウ.jpg

 

 

交通の要衝でもあり尾張の政治・経済の中心地として栄えた清洲。

1554年に織田信長公が入城、小牧山城に移るまで約8年間の居城。

1560年の桶狭間の戦いでは、ココから出陣して勝利をおさめる。

 

本能寺の変で斃れた信長公の跡目を決める清洲会議の舞台でもあり、

関が原の戦いでは東軍の最前線。そうか、歴史の転換点だったんだな。

 

「関東の巨鎮」 と朝鮮通信使の記録にも残っている名城だったらしいが、

1610年徳川家康公は、清洲廃城と名古屋城築城を命じ、町の建物・機能全てを移転。

いわゆる 「清洲越」 が行われ、城も城下町も歴史から消え去ってしまう。

 

なんてことを天守閣内部の資料館でお勉強。

へーそうなんだ、と認識新たにしつつ、天守4階から景色を堪能。

 

 

帰りしなに公園にて信長公の銅像に挨拶。

ノブナガコウ.jpg

 

天下統一の第一歩である清洲城。

ココから始まったんだ、と興味深く散歩した次第。

 

 

 

 

 


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小牧山城 [城]

 

2013年1月5日(土)

 

濃尾平野の真ん中に、ポコっと出ベソのような突起。

まさにお椀を伏せたような隆起、ココは小牧山。

 

単身赴任アジトから、地下鉄・名鉄乗り継ぎ小牧山城へ。

今まで高速走りながら、ああアレが小牧山だと眺めていたけど、

初めて来ました、小牧山城。

篤志家が寄附された復興のお城、遠くからでもよく見える。

コマキジョウ.jpg

 

 

わずか85.9mの標高なれども、四方をさえぎるものが何もない小牧山。

頂上の歴史館4階から眺めると、西は伊吹山から、東は御岳山までよく見える。

とっても眺望が素晴らしいス、だだっ広い濃尾平野のまさに出ベソかな。

 

おおーっと、ホントよく見える。

あっちの3つビルが建ってる所が名古屋駅だな。

ナゴヤエキホウメン.jpg

 

こっちの真ん中の丘みたいなのが金華山で岐阜城。

濃尾平野を睥睨する360度の眺望、ココはすごいっス。

ギフジョウホウメン.jpg

 

 

1563年織田信長公は、清洲城から小牧山に居城を移す。

南に大手口を設け、大手道は直線的に中腹まで登り、

右に折れて屈曲しながら山頂の主郭に至る。

案内図を見ていると。うーん、なんか安土城に似ている感じがするなぁ。

 

小牧城に移った信長公は、犬山方面を支配下に置き、

尾張を統一するとともに美濃攻略を行う。

4年後には稲葉山城を攻略、岐阜と名を改め居城を移す。

わずか4年で小牧山城は廃城となり城下町は廃れていく。

 

 

そうか、信長公が築城して450年か。当時こんな天守はなかったんですけどね。

まっいっか、史実とは全く違うけど。こんなのを寄附できる篤志家になりたいス。。。

 ナンチャッテノオシロ.jpg

 

 

時代が下り1584年、小牧長久手の戦い。

豊臣軍と徳川軍による天下分け目の第一回戦。

徳川軍が、かつての城跡に改修を行い堅固な砦へ変身。

その後、江戸時代・明治時代には、

尾張藩・尾張徳川家の手厚い保護を受けることによって、

山麓の土塁や山中の堀は手を付けられず今にその姿を伝える。

 

そんな土塁、ロールケーキのような断面を見学。

コマキジョウノドルイ.jpg 

 

 

織田信長公、徳川家康公ゆかりの小牧山城。

お城の歴史としては極めて短いけれど、歴史上の存在感はかなり大きい。

後に伝わるお城の原型なのかな、と感じるいろんな造形を堪能した次第。

 

 

 

 

 


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名古屋での食生活 [日々のこと]

 

2012年12月30日(日)

 

備忘メモとして書いておこう、名古屋での食生活。

名古屋でイロイロ食べたけど、コレはめちゃウマだった。

 

あつた蓬莱軒本店のひつまぶし。

ヒツマブシウマッ.jpg

 

当然、うなぎなので上着を着て食べました。

ウナギなのでウワギ着て。。。

3,100円也とお高めだけど、食べる価値アリ。

仕事頑張って、毎月食べに来よう、と思った次第。

 

 

それにしても。

名古屋がこんなに寒いとは知らなかった。

寒い時には温かいものがいいね。

と、久しぶりに食べた味噌煮込みうどん。

それがしにとっては、赤味噌は懐かしいス。

ミソニコミ.JPG

 

寒くて風邪ひきそうな時は、味噌煮込みが一番だったよな。

  風邪ひいて 寝込みそなとき 味噌煮込み 

  二個味噌使った 味噌煮込み 食べて味濃く 寝込みそう

なんて句を考えながら、美味しく食べた次第。

 

 

 

 

 


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串カツから味噌カツへ [日々のこと]

 

2012年12月16日(日)

 

14日(金)の夜、大阪の単身赴任のアジトへ戻り、

酒を飲みながら、夜を徹して荷造りを行う。

といっても、家具付き家電付きの部屋だったから、

ほとんど何も持ってない単身赴任生活。

酔いながらダラダラやっても結構早く片付いた。

 

15日(土)午前中、引越し屋さんに荷物を引き渡し、名古屋へ向かう。

16日(日)に名古屋で受け取らないといけない。まさに一人キャッチボール。

 

 

名古屋へ向かう前、大阪で食べた昼飯。

それがしお好み焼きも好きだけど、串カツも大好き。

梅田の地下街で、会社帰りによく食べたなぁ。

じゃぼん、とソースに漬け口に放り込む。

うん、大阪最後の昼飯、ホントにウマかったデス。

クシカツ.JPG

 

 

ほろ酔い気分のまま電車に乗り込み名古屋へ到着。

名古屋駅前のホテルで荷物を整理し、夕飯へ。

矢場とんの味噌カツ。

どえらいボリュームでお腹が一杯。コレもまたウマかった。

ミソカツ.JPG

 

 

今日16日(日)午前中、名古屋の単身赴任の新アジトにて荷物を受け取る。

無事一人キャッチボールも完了。

よしっ、これから名古屋で頑張ろうっ。

にゃごやの新しい単身赴任アジトにて、この備忘録を記している次第。。。

 

 

 

 

 


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名古屋へ [日々のこと]

 

2012年12月1日(土)

 

それがし主持ちでございまして、このたび尾張に転邦となりました。

つまり、サラリーマンなので、社命により名古屋に転勤となった次第。

 

生まれ育ちが岐阜県なので、名古屋の土地柄には不安はないけれど。

自宅のある福岡はさらに遠くなり、大阪に引き続いて単身赴任生活に。

 

といっても、まだ名古屋でのアジトは決まらず、引越しできていない。

早く住むところ決めなきゃ、というホテル住まいの身ですが、

名古屋に来たからには、アレを見に行かなきゃ。

『尾張名古屋は城でもつ』、と詠われた、日本三名城の一つ名古屋城。

 

 

名古屋駅前のホテルからブラブラと散策し、名古屋城へ。

うーん、2年ぶりかな。

そういえば、前来た時はものすごい雪だったな。

本丸御殿は相当出来上がってきている様子。

それにしても、金のシャチホコは存在感抜群。

ナゴヤジョウ.jpg

 

青空に燦然と輝く。

あの反り姿がなんともいいス。

ピッカピカという言葉が良く似合う。

キンチャチ.jpg

 

 

天守閣に登り、景色を堪能したあとは、天守台石垣。 

築城名人加藤清正が造った清正流石垣。

緩やかな弧を描き立ちあがる。あまりにも美しいカーブ。

脚線美に心奪われ、しばしまったりと見つめてしまった。

キョクセンビ.jpg

 

 

さすが日本三名城の一つ、名古屋城。

冠には金のシャチホコを戴き、

脚線美を誇る清正流石垣が天守を支える。

来年には一部公開予定の本丸御殿が復元中。

 

お城好きには堪らない。 

また来ようっ。

おっと、それよりも、早く住む処決めないと。。。

 

 

 

 

 


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佐賀バルーンフェスタ2012 [見聞記]

 

2012年11月3日(土)

 

昨年は雨だった記憶があり、見に行かなかった。

2年ぶりに見に行ってきた、気球たちの祭典。 

2012年 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ。

 

一番上のチビが留守番なので、家族4人まっ暗の中車に乗り込む。

5時40分くらいに出発して三瀬峠を越え、小城方面から会場へ。

今まで数回来た経験上、こちらから来たらすんなり入れるはず。

しかーし、今年は河川敷駐車場に入るまでに大渋滞。

嘉瀬大橋近くで7:00前までは順調だったのに、車が停まる動かない。

 

 

競技開始の7:00を大きく過ぎて、もう8時近い。

やっとこさ車を停めて、バルーン会場へ歩いていたら、

続々とテイクオフしたバルーンたちが風に流されていく。

ちょっと遅かったよう、なんとも残念。

それにしても真っ直ぐ上がらず思いっきり飛ばされていく。

今日はどうやら相当な風の強さのようデス。

スデニテイクオフ.jpg

 

ハルカカナタニ.jpg

 

 

あー、もうあんなに小さくなっていってしまった。

ホントに飛ばされてしまった風船のようだね、

しょうがないな、バルーンファンタジアを楽しもうか。

と、チビたちと土手に座り込み、ぼうっと河川敷を眺める。

 

変形バルーンが続々と膨らんで、立ち上がってくる。

このバルーンは飛ばないけど、見ているだけで心が和む。

ハヤクオキロー.jpg

 

バルエモン.jpg

 

ヘンケイバルーン.jpg

 

 

スペースシャトルは今年初登場らしい。

本物の1.5倍の大きさとか言ってました。

よしっ、会場の中に入るぞ、と進入。

チビ2人とそれがしで間近まで行って見上げる。

コトシハツトウジョウ.jpg

 

ゴウゴウと炎を噴き上げるバーナー。

近くに寄ると熱いけど、迫力がスゴイ。

ファイアー.jpg

 

 

強風のため、バルーンが大きく振られる。

倒れてくるバルーンがでてきて危ないっ。

係員たち曰く。

『危ないから、どいてどいて』

と怒鳴る、怒鳴る。

バルーンだけに威張るんだな。。。

 

実際は威張ってなかったデスよ。

強風のため30分くらいで中止になってしまった。

うーん、消化不良のバルーンフェスタ。

また見に来るんだろな、と思いながら会場を後にした次第。

 

 

 

 

 


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糸島ウロウロ [バイク]

 

2012年11月2日(金)

 

貴重な平日の休みをもらったので、

嫁さんと近場を走ることにする。

10:00過ぎからの遅いスタート。

それにしても、めっちゃ寒かったデス。

 

拾六ICから前原ICまで高速走行。

あまりの寒さに法定速度以下でノロノロ。

高速を降りて、海岸沿いを自転車のように

いろんな路地を探索、面白かったデス。

 

ウロウロするにはリッターバイクは必要ないなぁ。

排気量小さいバイクが欲しくなってきました。

もう一台か、乗り換えるか、このままか、悩みは尽きない。

 

 

 

芥屋の海岸は、松喰虫のとんでもない被害。

松喰虫にやられた松を切り倒しているので、

なんだかとても見晴らしが良くなっている。

先月もドライブして確認したけど、それよりも酷くなっている。

波が立っているか見やすいのですが、とても悲しい状況ス。

マツクイムシノヒガイ.jpg

 

 

二見ケ浦でトイレ休憩、しばしまったり。

今日海沿いを走ってみた限りでは。

というか10年近く福岡に住んでるけど。

今まで見た中で一番いい波が立っていましタ。

サーファーたちも、とっても楽しそう。

 

かつての波乗り娘の嫁さんが楽しそうにしゃべくる。

昔、海につき合わされたけど、もう歳だからいいや。

勝手に行ってきてね、それがしは走っとくから。

フタミガウラ.jpg

 

ZRX1200R&XL883L.jpg

 

 

 

帰りしなに昼飯休憩。

ここまで来ると福岡西区。

プカプカキッチンの海の見えるテラス席。

今日は、天気はいいけど寒かった。

薪ストーブにて冷え切った体を暖める。

ヒルメシ.jpg

 

プカプカキッチン.jpg

 

フツウニウマイ.jpg

 

なかなか雰囲気のいい店だったな。

家からだと約15キロと手ごろな距離。

ココはまた寄って帰ろう、と思いましタ。

 

 

最後に福岡タワー前にてパシャリ。

もう秋の終わりを感じさせる。

モウフユダ.jpg

 

 

久々に走った夫婦道中、約70キロの近場ウロウロ。

それにしても寒かった。

帰って焼酎お湯割り飲み、体を温めた次第デス。。。

 

 

 

 

 


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呼子でじゃらん丼 [バイク]

 

2012年10月7日(日)

かなり前のコトだけど備忘録。

 

それがし昔から、じゃらんを買って読んでいる。

今では、なぜだか自宅に郵送してくる。

何処かに泊まるとか、何処かに出かけるとか、とっても参考になります。

小さい記事を読みながら、いろいろと妄想するのが好きなんデスよね。

 

今年の春の記事 “ご当地丼特集” の中で、

呼子では、じゃらん丼、というのが紹介されていた。

いつか食べよう、と思っていて、やっと食べられた。

ジャランドン.jpg

 

イカの刺身と天ぷらが一緒に盛られている。

ウニのアクセントが効いて1,500円也。

呼子定番のイカの活き造り定食は、

どの店で食べても2,600~2,800円弱也の談合価格。 

それがしは、じゃらん丼で充分満足、美味しかったっス。

 

 

 

バイクを引っ張り出し、嫁さんと9:00過ぎにスタート。

目的はただ単にイカを食べる。まったりと走るとします。

呼子に着いたけど、昼飯にはちょっと時間が早い。

じゃああっちに渡るか、と加部島へとバイクを走らす。

カベシマヘ.jpg

 

まっすぐな道を通り、端っこへと向かう。

ナンゴクノヨウ.jpg

 

 

 

やっほーい。

開けた眺望の牧場、気持ちイイなぁ と歩いていたら。

足元は牛さんの排泄物だらけじゃないデスか。。。

草原はもとより、通路にまでゴロンゴロン。

ウシガイルヨイ.jpg

 

 

うん、これで運がついたぞ。

ということで加部島を後にする。

ミドリトシロ.jpg

 

 

橋を渡り、目当ての店へと突入。

観光バスがどんどん来て、えらい混んでました。

結局40分待って、じゃらん丼と対面。

15分で食べて、1時間くらいで店を後にする。

 

イカを食べに行っただけ、約150キロの夫婦道中。

天ぷらの方が好きかな。また食べに行こう、と思った次第。

 

 

 

 

 


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岩村城(日本100名城) [城]

 

 

2012年9月23日(日)

 

岐阜県恵那市。

いろいろと想い出がある所だけど、

今日は、単にお城見学だけに来た。

 

岐阜県恵那市の岩村。

女城主で有名な岩村城。

日本三大山城の一つで、近世城郭の中では最も高い場所にある。

なんと! 標高711m! の城山に築かれた典型的な山城。

 

別名、霧ケ城。 

よく霧がかかるのでその名が付けられている。 

しかーし、今日は悲しいことに雨。

最初から思いっきり霧がかかっていました。。。

 

 

それにしても凄かったなぁ。

山の上には壮大な石垣のワンダーランド。

これは、六段の石垣。

本丸の北東面、江戸時代に積み上げられたらしい。

うーん、マヤ文明のピラミッドのようでしタ。

ダンダンイシガキ.jpg

 

これ以上の段段は、石見銀山で見た9段の石垣だけかな。

あれは鉱山だったから城郭とは違うな、しかも江戸時代でもない。

なんてことを思い出しながら、

山の上に素晴らしい石垣を組んだ先達たちに思いを馳せました。

 

 

 

大阪から名古屋に行き、中央線で恵那駅へ。

恵那駅から明智鉄道に乗り岩村駅に辿り着く。

それにしても、明智鉄道はまったく本数がなかったス。。。

 

時代に取り残された結果、趣きが残ったという

気持ちよい岩村の町並みを見ながら坂道を登ること約20分。

雨の時に散歩するにはイイ町並みでした。しっとりした感じ。

 

 

復元された太鼓櫓、表御門までやってきた。

一番左は藩校で移築されてきたらしい。

門をくぐった向こうの資料館にて、100名城スタンプをゲット。

やっとココで92城、あと8城がどうにも遠い。

タイコヤグラ.jpg

 

 

雨も降っているな、どうしようかな。

と思いながらも、帰りの電車来ないから、やっぱり登ろう。

ということで、日本三大山城を登り始める。

 

おっと、石畳になっている。

コレはすごい。

後世に造られたのか、昔からなのかは知りませんが、

杉木立に石畳、日本人なら旅情を感じる光景デス。

晴れている日なら登り易いんでしょうが、

雨の日は滑って滑って、とっても困りました。

イシダタミ.jpg

 

スベリナガラノボル.jpg

 

 

岩村城の起源は不明だが、遠山氏が歴代居城。

戦国時代になると、信濃に進出した武田信玄と、

美濃に進出した織田信長公の間で争奪戦が繰り広げられる。

美濃と信濃の要衝にある重要な地だったから。

 

遠山氏は織田氏と結び、信長公の叔母を正室に迎え入れる。

そうなれば、岩村城は当然織田派。

旦那がなくなった後は、信長公の叔母さんが女城主となる。

しかーし、その叔母さんが!

なんと!武田氏方と再婚してしまう。

織田方から武田方へ華麗なる転身。

 

身内だから叔母だから、と安心して要衝を任せていた信長公は激怒。

そののち岩村城攻略後は、みんな磔刑に処せられている。 

 

 

石畳の山道を登っていくと石垣たちがお出迎え。

霧がかかり、幻想的な雰囲気になってきた。

キリノナカヲノボル.jpg

 

デムカエルイシガキタチ.jpg

 

あいにくな天気だけど、数人の方とすれ違う。

それがしと同じように、明らかに岩村城見学。

こんな石垣たちに囲まれるんですから、

お城好きには堪らなく心地よい場所でしたよね。

 

舳先のような尖り具合の石垣を見ながらさらに登っていく。

フネノヘサキノヨウ.jpg

 

 

おっと、行く先に見えてきた六段の石垣。

晴れた日に見に来たかったな。残念。

ミエテキタロダンノイシガキ.jpg

 

 

いろんな石垣見てきましたが、

おおっとすごいなぁ、と唸ってしまう、この六段の石垣。

でも残念なことに、なぜか変な所に電柱が建っている。

ちょっとずらしてくれれば良かったのに。

ロクダンノイシガキ.jpg

 

 

上に登り、段段部分を覗き見る。

一段が低くても、六段あると高い、こわっ。

ヒエー ウエカラミル.jpg

 

 

一番高い所、本丸へ到着。

雨も止んだし景色がいいなあ、と眺めていたら、

なぜか人がぞろぞろとやって来た。

どうやら車で上まで来られるようで、

ふと見ると、観光バスが停まっている。

イチバンタカイトコロ.jpg

 

うーん、山登りの苦労が。。。 無念かな。

再度振り返り振り返り、六段の石垣を見ながら山を下る。

 

 

日本三大山城。

と言っても、意外と道は整備されていて登り易かった。

雨だったので石畳がスベるのには困りましたが。

山上は、六段の石垣に代表される素晴らしい石垣たち。

石垣のワンダーランド、とっても素晴らしいお城でした。

またいつか晴れの日に登ってみよう、と思った次第デス。

 

 

 

 

 


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みおつくし料理帖 [時代小説]

 

 

2012年9月22日(土)

 

前に本屋で見つけたポップ。

2012年度 『この時代小説がすごい!』 のNO.1。

『みおつくし料理帖』  髙田 郁  ハルキ文庫。

思わず今のところ出ている全7冊を大人買い。

 

そんなポップを見て、いろんな小説を買ってきましたけど、

確かに外れはなかったデス、今まで意外と。

かつて読んできた歴史小説ものと全く違ったのですが、

コレはアリっ、めっちゃ面白かった。

 

読んでいるとお腹がぐぅぐぅ鳴ってくるのが、とっても困る。

白黒ハッキリさせない物語展開が、とってももどかしすぎる。

もっと、バサっとやってくださいな。

続けていくために必要な展開なのかもしれないですけど。。。

いろいろと思ふことはありますが、面白いのは間違いないデス。

 

そんな時代小説が、TVドラマになった。

9/22(土)テレビ朝日にて北川景子主演で放送。

それがし酒を飲みながらじっくり見ました。

こちらがそのサイト → みおつくし料理帖

 

下がり眉が澪の売りのはずなのに。

カッコよすぎですわ北川さん、マユゲ上がっているし。

あさひ太夫の貫地谷さんと逆の方がいいと思ふ。

 

でも、まっいっか。

北川景子の思いっきり眉間にしわ寄る姿が、

下がり眉に負けないくらいいい感じかも。

総じてキャスティングとしては、

小説読んでいる人たちを裏切らない人選だと思いましタ。

これから先も特番としてドラマ化されることを期待します。

 

となると、りうさん を誰が演じるんだろ。

腰が曲がって、歯がない、化け物みたい。

でも、とっても気持ちのイイおばあさま。

りうさんのいないつる家は成り立たないはずだからな。

うーん、めっちゃ気になる。

どうでもいいことに気を揉みながらTVを楽しく見た次第でしタ。。。

 

 

 

 


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仙台城(日本100名城) [城]

 

 

2012年8月26日(日)

 

宮城県仙台市の仙台城、別名 青葉城。

いつ以来だろ、と数えたら16年ぶりの仙台。

台風の時に来て、雨の中仙台城へ行き牛タン食べた記憶がある。 

 

久々に来た仙台はめっちゃ都会、それにしても街並みの緑が濃いー。

街のど真ん中の道路のケヤキ並木、さすが杜の都の名は伊達じゃないっ。

 

青葉城でお出迎え下さったのはこの御仁。

独眼竜政宗の銅像。

この上から目線がなんとも 『E』。

カッコいい。。。

でも、そんな見下ろさんでもいいんじゃないスか。

ドクガンリュウ.jpg 

 

 

 

山形城を堪能したあと、山形駅から仙台駅へ高速バスにて移動。

なんと900円也、路線バスのように走っている。

山形と仙台はこんなに近いんだ。知らないコトだらけ。

 

仙台駅からは、東北本線に乗り国府多賀城駅へ。

多賀城を見学して、再び戻ってきた仙台駅。

仙台駅はものすごい混んでいてビックリしました。

尋常じゃない混み様、帰りのチケットを取るのに一苦労。

 

 

さあ、お城にいくぞ、っと調べていた仙台市バスへ乗り込む。

バスは緑濃いケヤキ並木を通り過ぎ、市街を抜け広瀬川を渡る。

復元脇櫓をチラリと見ながら、山を登るぅ、かなりの山の中へ突入。

東北大学のキャンパスをぐるっと回り込むように走る。

 

それにしても、こんな山によくもお城を造ったもんだ。

20分くらい乗って、仙台城跡南バス亭で下車。

カクカクとした埋門跡の虎口から城内へ突入しマス。

アオバジョウヘ.jpg

 

 

本丸で沢山の観光客の方々にまじり、お土産物屋を散策。

そうだ、16年前もこんな感じだった。台風で人いなかったけど。

伊達政宗騎馬像の周りをぐるっとして、仙台の街並みを見下ろす。

うん、めっちゃ眺望がいい、気持ち良く殿さま気分を味わいましタ。

本丸にある仙台城見聞館にて100名城スタンプを無事押印。

センダイイイケシキ.jpg

 

イイケシキ2.jpg

 

 

『奥州の虎』 『東北王』と呼ばれ、神格化されている伊達政宗。

生まれてきた時代が少し遅かったのと、

生まれてきた土地が都から離れていたのが、

伊達政宗をして天下が取れなかった、と言われている。

 

山岡荘八先生の『伊達政宗』を読んで以来大好きで、本は擦り切れてマス。

伊達男振りのエピソードは沢山あって、書くときりがない。

ココに書いておくのは、お城のことだけにしておこう。

 

 

関が原の戦いの後、諸国の大名が領国統治のために築いた城はほとんどが平城。

戦乱の世も去り、戦闘や防備に優れていても、

日々の政務に不便な山城は、時代に合わなくなってきた。

そんな中逆行するように、天険の青葉山という要害に築城された仙台城。

伊達政宗は関が原の戦い直後の1600年に許可を得て築城開始し、

1602年に一応の完成をみて入城、1610年に本丸大広間などの建物が完成。

 

完全な山城で、城の西南北は深い山林と渓谷が広がり、

特に南側は深さ50m近くある竜ノ口渓谷、東は60m以上にわたる断崖と、

その下を流れる広瀬川が、天然の要害を成している。まさに難攻不落の堅固な城。

 

築城当時は30歳台半ばの働き盛り。秀吉公はすでにこの世になく、家康公は60歳台。

となれば、伊達政宗の心中は野望に満ちあふれ、次の天下は自分が獲る、と思っていたはず。

そんな気概を城の随所から感じ取ることができる。

 

 

本丸からの眺望を堪能しながら、政宗の野望に思いを馳せたあと、

かなりの傾斜の坂道をノロノロと下りて行く。

どうやら昨年の地震の影響で道は車が通行不可に、ところどころ爪跡が。

 

下りる途中で見た本丸の高石垣。

復元とは言え、すき間のない高石垣、黒い姿がかっこいい。

さすが伊達者の本家本物、普通の石垣と違う気がしてきた。

センダイジョウホンマルイシガキ.jpg

 

 

痛ましいながらも復元中の石垣を横目に見ながら下りマス。

シュウフクチュウ.jpg

 

 

大手門のところまで下りてきて、外観復元の脇櫓を見る。

かつては名護屋城から移築したと伝わる大手門があったらしい。

お城の本には写真がいくつも載ってました。

オオテモンスミヤグラ.jpg

 

 

こちらも地震の影響で崩れている。

元に戻るといいな、心より祈念いたします。

イタマシイセンダイジョウ.jpg

 

 

五色沼の横を通り、三の丸へ突入。

市の博物館に入る車で渋滞の中、それがしは土塁を探す。

おおっ気持ちいいっ、と土塁の上を楽しく散策。

ウロウロウロツク.jpg

 

 

三の丸巽門跡を通り、一番下までたどり着いた。

内堀でもあった長沼の横をブラブラと歩きながら、

それにしてもすごい山だったな、と来し方を眺める。

シタマデオリテキタ.jpg

 

 

 

いやー、スケールの大きなお城でした。

帰ってお城の本を見ていたら、

あれっコレ見てない、というところが多かったデス。残念。。。

 

遅れてきた勇将、独眼竜 伊達政宗。

18歳で家督を相続し、瞬く間に奥羽を席巻。

しかし天下の時流に逆らえず、秀吉公の前に屈する。

その後、徳川政権下で62万石の大名となるも、内心では天下を狙っていた。

そんな尽きぬ独眼竜の野望が感じられる仙台城。

ホントにいいお城デス。 また絶対に来よう。

 

 

 

 

 


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多賀城(日本100名城) [城]

 

2012年8月26日(日)

 

仙台駅から東北本線に乗り込み約15分、着いたのは国府多賀城駅。

宮城県多賀城市にある多賀城にやって来ました。

駅にある小屋みたいな観光案内所にて100名城スタンプをゲット。

おばさまにパンフレットをもらいイロイロと話を聞く。

100名城スタンパーに、っとしおりを頂き、多賀城跡へと向かいマス。

 

724年大野東人によって創建され、陸奥国府と鎮守府が置かれた地。

江戸時代初めに、多賀城碑の発見により多賀城跡であることが判明、

多くの学者に研究されその重要性が知られた、と伝わる。 

 

 

駅から歩いて10分くらいで多賀城碑へ。

国の重要文化財、762年の建立とか。

日本三古碑の一つ、奈良時代のもので高さ196cm、幅92cm。

それがしには到底読めませんが、

平城京や各国境からの距離、多賀城の創建などが書いてあるらしい。

覆屋に囲われていますが、その中にすっくと立っていました。

ボランティアガイドさんにいろいろと説明いただく、ありがたいです。

タガジョウヒ.jpg

 

 

多賀城碑から北を見ると、政庁へと続く一本道。

やっぱり南面しているんだ、偉い人は。

でも不自然な道だなあ、わざわざ造らなくてもいいのに。

雰囲気はありますけど。。。 

暑い中、だだっ広い道、アップダウンしながら進んで行く。

セイチョウヘトツヅクミチ.jpg

 

 

おっ、石段いいかも、と遠くからは思ったのですが。

近くに行ったら、残念な感じだった。 まっ、いいか。

アレヲノボレバ.jpg

 

 

政庁は900m四方、周囲は築地塀で囲まれていて、

城内の中央には重要な政務や儀式を行う建物がご鎮座。

ナニモナイッスヨ.jpg

 

 

礎石らしきものがありましたが、今は工事中、整備中でよく分かりませんでした。

それにしても太宰府政庁跡によく似た感じで、既視感を覚えましタ。

なんで100名城なんだろ、と思ってしまいましたが、

悠久の時の流れを感じるこの場所に立ったら、そんなことどうでもいいや。

タガジョウコウジチウ.jpg

 

ナオシテイマス.jpg

 

 

古代律令国家時代の東北地方を治める拠点。

奈良時代からココに立っている多賀城碑。

松尾芭蕉がこの碑に出会い感激したとか、

どうやら歌の世界ではとっても有名なモノらしいですね。

 

古代の声を今に伝える、まさにポーネグリフだな、

と変なことを思いながら多賀城をあとにした次第デス。

 

 

 

 

 


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山形城(日本100名城) [城]

 

 

2012年8月26日(日)

 

はるばる来ました出羽の国。

そういえば、佐伯泰英先生の居眠り磐音シリーズの中でわ、

磐音が白鶴太夫こと奈緒の幸せを守るため

出羽の国まではるばる遠征に行っていたなあ、と思い出す。

 

 

ココは山形県山形市の山形城。

お出迎えくださったのは、この御仁。

戦国時代の名将、57万石の大守 最上義光。

めっちゃっ、かっこいいっ。

あの有名なアルプス越えのナポレオンの絵をパクってるように見えるけど、

こっちのほうが3Dで凄い。完全に超えてマスね。

ノレテルゼイ.jpg

 

 

後ろから見たウマのプリっとしたお尻もいいっ。

あまりのカッコ良さに。

思わず何周もしながら激写してしまったス。

ノッテルノッテル.jpg

 

 

室町時代初期に奥州探題斯波氏一族が、

羽州探題として山形に入り、山形城の原形が築かれる。

斯波氏は最上氏と称し出羽地域に勢力を広げ、

11代義光のころには戦国大名としての地位を確立。

 

義光は、1592~1615にかけて山形城の整備拡張を行い、

現在見られる城の原型を造った。

何度も読んで擦り切れてしまった山岡荘八先生の

『伊達政宗』の中でわ、かなりの悪役なんデスけどね。

今でわ、銅像を造られているくらいの地元のヒーロー。

 

1622年に改易されたあとは譜代・家門が短期間に入れ替わり、

のべ11家にわたる転封が繰り返され禄も小さく小藩になっていく。

 

 

山形城は、四角形の本丸を二の丸が囲み、

広大な三の丸がさらにそれを囲む典型的な『回』の字形の縄張り。

二の丸のお堀をぐるっと散策。土塁がまっすぐ続いている。中世の館の趣き。

ヤマガタジョウオホリ.jpg

 

ヤマガタジョウオホリ2.jpg

 

 

四角形の四辺のうち三辺を気持ちよく散歩。

残り一辺は鉄道になっていて歩けなかったス、うーん、残念。

土塁が続くまったりとした道だけど、城門になると石垣造りに。

ヤマガタフミョウモン.jpg

 

 

それにしても、ゆったりとした時間が流れているなぁ。

なんでだろ、と思って歩いてふと見渡すと、

お堀で釣り糸を垂れている人が結構いましタ。

だいたいどこのお城でも、お堀で魚釣りは禁止のはずだけど。

どうやら山形城では、休みの日だけ釣りOKらしいス。

釣りは休みだけOK、そんな看板が立ってありましたから。

 

 

不思議な感覚を味わいながら二の丸へと突入。

城域は公園化していて、野球場や体育館がある。

本丸のお堀は埋め立てられていたものを発掘したらしい。

本丸へと続く一文字門が復元されている。いー感じだ。

イチモンジモン.jpg

 

 

本丸に突入するも何もなかった。

重機やらブルーシートやらで発掘中の様相。

 

 

二の丸内にある素敵な洋館、今は山形市郷土博物館。

国の重要文化財、旧済生館本館。

かなーり趣きのある雰囲気のいい建物内を見学。

ココにて100名城スタンプを無事ゲット。

モダーンナタテモノ.jpg

 

 

最上義光像まで戻り、復元されている二の丸東大手門へ。

最上時代の外枡形・馬出の形が、後世に内枡形になったとのこと。

なぜなのかはよく分かりませんが、

白い壁、瓦の重厚感、足元の玉砂利に広い空。

こういう静謐な空気が感じられる場が大好きデス。

ヒガシオオテモンコグチ.jpg

 

 

一度城外へ出て見て、いい角度はないかウロウロ。

結局は鉄道がジャマで、うまく見られるポイントがなかった。。。

ヒガシオオテモン.jpg

 

ヒガシオオテモンショウメン.jpg

 

 

戦国大名 最上義光の居城。

典型的な平城で、市民の憩いの場となっている。

いままだ発掘途上のお城、これからどう変わっていくのかな。

なんといっても山形県は藤沢先生の海坂藩がありますから、

また来なきゃいけない、いやまた来たい土地。

次に来るときが楽しみデス。

 

 

 

 

 


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ぶどうを選ぶどー [日々のこと]

 

 

2012年8月13日(月)

 

会社に休みをもらったので、福岡の自宅でボーっとしている。

夏休み中ずっと勉強の一番上のチビ、中三受験生もお盆で塾はお休み。

チビといっても1.6m以上あるのか。

それがしの知らないうちに子供はデカくなる。。。

 

2週間旅に出していた真ん中と下のチビたちも福岡に帰ってきた。

じゃあ、久しぶりに家族全員5人でお出かけしますか。

 

 

あそこに行きたいな。

去年行ったぶどう狩りの所。

ところで、どこだったけ?

 

どこか忘れたので、自分のブログで調べると、田主丸の緑峰園と判明。

ブログは備忘録として役に立つことがよーく分かりました。

しかも去年もほぼ同時期8月14日に行っている。これは行かなきゃ。

 

 

ものすごい土砂降りの中、下道を約2時間弱ドライブ、約50キロ。

田主丸の緑峰園に着いたころにはスカッと晴れた青空に。

 

ぶどうを取る前に、嫁さんの作ったおにぎりでお昼ごはん。

田主丸のぶどう園は、だいたいどこでも持ち込み自由らしい。

日陰の休憩処でお弁当を食べ、試食のぶどうをもらう。

ゆっくりしていってください、というシステム。とっても素晴らしいデス。

 

 

さあ、おいしいぶどうを選ぶどー。

食べごろの幹に印がしてあるので、その幹から遠いところがおいしいよ、

と聞きみんなで探す、袋の下からぶどうの粒をのぞき見ながら取りましタ。

エラブドー.jpg

 

 

8月15日までは1キロ1200円也、田主丸はどこでも同じ明朗会計。

チビたちは一人2個、大人も1個ずつ取り、5000円超の会計。

高いのか安いのかよく分かりませんが、これは来年も来ちゃいます。

去年もきたけど、それがしめっちゃお気に入りになりました。

4キロイジョウナリ.jpg

 

 

もぎ取ったばかりの新鮮な巨峰は食感が違う。

皮と身が一体化している。

あまりにもみずみずしい皮の食感。

スーパーで売ってるのとは別モノっス。

ブドー.jpg

 

一度味わったら、忘れられない食感、これはいいっ。

そういえば、それがしぶどう農家の孫だった思い出が。。。 

 

 

ということで、いろいろ思ったのですが。

やっぱり、ぶどうは新鮮が一番美味しかった。

自分たちで取っただけに、ぜんぶ、どうにも美味かった。

 

以上、巨峰を食べた食感を、今日報告しときマス。 

きょうほうですから。。。  来年もぶどう狩りに行こうっと。

 

 

 

 

 


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夫婦道中 in 角島 [バイク]

 

 

2012年8月5日(日)

 

バイクには乗っているけど、いつも近場ばかりを走っている。

糸島やら志賀島やら、、、ブログに書くまでのコトがないス。

 

嫁さんのXL883Lは2回目の車検が終わったし、

それがしのZRX1200Rはタイヤを履き替えた。

いろいろと節目を迎えたので、久しぶりに遠出することに。

 

めっちゃ暑いけど、朝のうちなら大丈夫じゃない。

訳あって真ん中と一番下のチビがいないので、

このごろ一人っ子状態の一番上のチビ受験生に、

アトはヨロシク、と書き置きを残し父と母は走りに行きましタ。

 

久しぶりに角島に行きたい、と嫁さんが前から言っていたので、目的地は角島。

 

 

到着した朝9:00前時点の角島大橋。

遠かったけど、とっても気持ち良かったデス。

ツノジマ.jpg

 

 

 

備忘録としてメモしとこう。

 

AM5:00前に起床。

カオ洗って着替えて、それがしはすぐ支度万端。

まだ暗いなぁ、嫁さんの準備を待っている間に、

2台のバイクを引っ張り出していると、もう汗だくだく。

 

ヤフードーム前のGSにて給油し、

百道ICで都市高速に乗ったのがAM5:50。

九州道を走っていたら、山から日が昇ってきた。

夜明けが遅い九州、今日も暑そうっス。

 

めかりPAにて小休止、パンを食べながら思わずまったり。

あーだ、こーだ、とプチ家族会議。

結局30分近くいて、7:30再出発。

小月ICにて高速を降り、川棚温泉経由で海沿いの道へとつなぐ。

いつもこの道で角島へ行ってたけど、iphonで調べたら

意外とこのルートは距離が長いことが判明。

 

出来たばかりの道の駅『北浦街道 豊北』で休憩。

朝なのに、えらい混んでいる道の駅。

途中給油をして、約170キロ走りやっと着いた。

 

 

角島大橋。

それにしても、何度来ても、絵になるこの眺望。

嫁さんの白いのと、それがしの緑の。

XL883L&ZRX1200R.jpg

 

 

草がボウボウになっていて、チクと見にくい。

ミダラな緑に、キャンディライムグリーンのKAWASAKI。

ZRX1200R&ツノジマ.jpg

 

 

 

さあ、どうしよう。

とりあえず、行って来いかな、と意見が一致。

やっほーい、気持っちいいー。

ツノジマオオハシ1.jpg

 

ミョーにノリノリの嫁さん。

ツノジマオオハシ2.jpg

 

 

ということで、

向こう岸の展望台駐車場で転回し、行って来い。

角島の向こうには今日は行きませぬ。

 

その手の上げ具合は、

海賊王に俺はなるっ、状態だな。

ツノジマオオハシ3.jpg

 

 

 

こちら側に帰ってきて、トイレ休憩。

さあどうしよう、とコーラを飲みながら水分補給。

もう一回行って来いかな。

再度、橋を渡り転回し戻ってくる。

 

結局は、ただ単に。

橋を2往復しに行っただけでしタ。。。

 

 

角島を9:40に出発し、海岸沿いを走り、下関へ。

下関ICで高速に乗ろうと思ったんですが、

思わず関門トンネルをくぐり本州から九州へ戻る。

トンネルがえらい暑くてビックリしました。

夏のトンネルは涼しいような気がしてたのに。

 

門司ICから高速に乗り、小休止を挟みながら福岡へ。 

最後、家の近く福岡タワー前にてパシャリ。

この時点で12:30すぎ、めっちゃ暑かった。干からびそう。

タワーマエ.jpg

 

 

久しぶりの遠出、320キロの夫婦道中。

帰り道はあまりの暑さに頭が沸騰状態、苦行でした。

涼しくなるまで遠出は封印だな、と思った次第デス。

 

 

 

 

 


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村上城 [城]

 

2012年7月22日(日)

 

新発田駅から電車に乗り込み約40分。

遠かったなぁ、 やっと村上駅へ到着。

 

皇太子妃雅子さまの本籍地として有名になった村上。

そんなコト覚えているのは、昭和世代くらいかな。

 

そんなこんなで、ココは新潟県村上市の村上城。

スタンプを押して回っている日本100名城ではないのですが、

いつも読んでいるお城の本、日本名城百選(小学館)に載っている。

ということで、せっかくなので来てしまった次第デス。

 

 

お城までは駅から2キロくらいの距離。

あまりの暑さに歩くのを断念。

タクシーに乗り、城山の麓まで連れて行ってもらう。

山登りに向けて、体力温存作戦。

 

麓の城へ登り口にある村上城の碑。

頑張ってね、と運転手さんに送り出され、いざ登城。

ムラカミジョウ.jpg

 

 

さあ、登るぞっ。

標高130mの臥牛山の北・西麓に展開する平山城。

結構な急斜面なので、険しい山道かと思いきや。

かなーり、整備された道。

クネクネと何度もスイッチバックするように登るんですが、これなら大丈夫。

 

期待を胸に、思わずスキップしながら登りましタ。

ですが、3つ角を曲がった時点でもうヘロヘロ。

全部で8コのカクカクした登城道、 あー しんど。

ノボリミチムラカミジョウ.jpg

 

 

越後には珍しい総石垣の城、その片鱗が見えてきた。

城域へ入るための最初の関門、四ツノ門。

かなり低い石垣なんですが。

山登り後にコレが待っているのなら、

確かに攻めてきた人の心を折るのだろうな。

ヨツノモン.jpg

 

 

 

二の丸を見ようと思いきや歩くも。

おおっと、工事チウ。

アレが見たいんですが、立ち入り禁止なので断念。

コウジチウ.jpg

 

石垣を横目に見ながら、なぜか下がって登るという

しんどいルート表示に従いました。

登って振り返ると、こちらも立ち入り禁止。

実質、二の丸はスキップした次第、見たかったな。

ココモコウジチウ.jpg

 

 

村上城は、室町時代の本庄氏の築城が最初とされる。

1598年村上頼勝が9万石にて入城し、石垣や8つの櫓を普請。

1618年堀直竒が10万石にて入り、城下町と山城を大改修。

この時の大改修によるのが現在の村上城。

その後は、本多氏、松平氏など多くの譜代大名の居城となる。

 

 

とうとう山頂部分に到達。

なんだかんだ言ってしんどかった。

真夏の登城は、汗がダラダラ。

 

おースゴいっ、大きく立派な天守台。

こんな山の上によく造ったもんだ。

ムラカミジョウテンシュダイ.jpg

 

 

よっしゃっ、本丸へと突入しますか。

こんな山の中、山の上に、カクカクとした立派な虎口。

雰囲気サイコー、突入するワクワク感が堪らないス。

ホンマルヘ.jpg

 

ホンマルコグチ.jpg

 

 

本丸には意外と人がいる。10人以上いてビックリ。

家族連れやら、おばちゃま達やら。

みんなご飯を食べたりして、ゆったりと過ごしていた。

 

 

これはスゴイ、めっちゃ眺望が開けている。

これを見ながら、ぼうっとしたくなる気が分かる。

眼下に広がる村上の町並み。

ホントはもっと開けているんですが、ウマく撮れないス。。。

エニナルワ.jpg

 

 

本丸からの眺望を堪能しながら、

山の上に吹く風を受けマッタリ。

それにしても、このお城は山ユリだらけ。

石垣にはこのユリが咲き誇っている。

いろんな山城行きましたが、こんなのは初めて。

ヤマユリダラケ.jpg

 

 

 

山の上に素晴らしい石垣が展開。

北越では珍しい総石垣のお城。

素晴らしい眺望に加え、ヤマユリが咲き誇る。

 

ホントにイイお城でした。

工事チウの二の丸を見てみたいデス。

いつかまた訪れたいお城になりました。

 

 

 

 

 


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新発田城(日本100名城) [城]

 

2012年7月22日(日)

 

新潟県新発田市、越後の国 新発田城。

今もナマコ壁が美しい櫓と城門が残っている。

 

鎌倉時代以来、佐々木源氏の一族が新発田氏を名乗り築城。

その後上杉景勝の攻撃により滅亡。

上杉氏が会津転封のあと、1598年溝口氏が6万石にて入城。

途中10万石になり、幕末まで外様の溝口氏が治めた地。

 

 

それにしても、新潟は遠いなあ。

新潟駅から50分くらい電車に乗り新発田駅。

そこから歩いて15分くらいでお城に到着。あー、遠かった。。。

 

復元された辰巳櫓から、現存本丸表門、現存旧二の丸隅櫓。

お堀は夏特有の緑色。 

だけど絵になりますね、コレは。

とっても、いいっス。いい雰囲気、来た甲斐あった。

ホンマルミナミカラ シバタジョウ.jpg

 

 

 

開門まで時間があるので表門前の公園にて休憩。

おっと、ここが生まれ故郷なんだ、堀部安兵衛うじ。

高田馬場の決闘で有名な赤穂浪士四十七士のメンバー。

歴史小説には欠かせない御仁。

AKO47ヤスベエ.jpg

 

 

そういえば、赤穂浪士四十七士の名前は何人言えますか?

普通は3人くらいかな。

大石内蔵助、大石主税、と来て次は、堀部安兵衛が続きますよね。

お義父さんは堀部弥兵衛でしょ、ときたら、

赤穂浪士好きだな、と勝手に判断しますが、どうスかね。

というか、さすがに5人以上名前知ってると言われるとマニアだと思う。

それがしは5人どまりス。

 

今で例えると、四十七士でなくAKB48で考えると分かるのかも。

3人以上言えますか? 

おっと、なんか言えそうでコワイ。。。

堀部安兵衛のポジションは、前田、大島と来るから誰になるのかな。

5人以上名前言えたら、AKBマニアになるのかな。

うーん、それがしにはよく分かりませんが、

とにかく四十七士、48人の全員の名前を言える人はいないだろうな。

 

と、くだらないことをイロイロ考えながら開門を待っていましタ。

 

 

1732年再建の表門。

カッチリした石垣の上に、漆喰ときて腰まわりはナマコ壁。

しかも一歩奥に下がったたたずまい。

なんとも奥ゆかしく優美な門だなぁ、と思わず見惚れ足がとまる。

ホンマルオモテモン シバタジョウ.jpg

 

 

門の下で100名城スタンプをゲット。ボランティアの方のお話を伺う。

自衛隊基地なんですよ、すぐ隣が。

と、言われて見ると迷彩色の車が沢山。

ホントだ、城を自衛隊が占拠している。

ジエイタイノキチデス.jpg

 

復元三階櫓は自衛隊敷地内なので、

外から見るだけなんですよね、と言われる。

自衛隊敷地越しに見る復元三階櫓。

緑色の大きなテントが気になってしまう。

ジエイタイノキチゴシ.jpg

 

 

自衛隊にびっくりしながらもウロウロ見学。

表門内部にも入れたし、旧二の丸隅櫓内部にも潜入。

シバタジョウオモテモンナイブ.jpg

 

 

 

外から見たほうがいいですよ、とのアドバイスをもらい、お堀沿いを散歩。

1668年再建、違う場所から移築されたので、旧二の丸隅櫓と呼ばれている。

こちらも腰まわりのナマコ壁の白と黒がなんとも美しい。

ニノマルスミヤグラ.jpg

 

 

 

お堀沿いを歩いていると見えてきた、復元三階櫓。

平成16年に古写真を元に木造にて復元された。

ミエテキタデサンカイヤグラ.jpg

 

 

 

天守閣代わりの復元三階櫓。

普通、屋根に上げる鯱は2匹なのに、

新発田城はもう一匹サービス。

全国唯一、3匹のシャチがご鎮座。

フクゲンサンカイヤグラ.jpg

 

 

新発田城限定品の3匹のシャチをじつと見つめる。

いろんな角度から見たけど、

ちょうど3匹踊るポイントはここくらいでした。

ミッツノシャチ.jpg

 

 

 

意外や意外、とってもいいお城。

堀部安兵衛の故郷であることにも気付かされたし、

自衛隊基地との距離感にもビックリしました。

 

漆喰にナマコ壁が美しい現存表門に現存旧二の丸櫓、復元三階櫓。

なんと三階櫓には、日本で唯一3匹のシャチがご鎮座。

どこを切り取っても、意外性があり絵になる素晴らしいお城でした。

 

 

 

 

 


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吉田城 [城]

 

2012年6月24日(日)

 

かつて吉田と呼ばれていた愛知県東部の拠点都市 豊橋。

ココ豊橋市の吉田城は、三河吉田城とも呼ばれている。

 

徳川家康公が関東移封後は、池田輝政が15万石にて入封。

のちの姫路城主の輝政により、吉田城は拡張整備されていく。

1600年に池田輝政が姫路移封後は、譜代が入れ替わり、

1749年浜松より14松平の一つ、大河内氏が再封され幕末へ至る。

 

 

豊橋駅から歩いて行くとしマス。

結構な距離はありましたが、きわめてフラットな道。

街並み見学・散歩しながらゆっくりと登城。

 

空堀がきれいに残っている。

しかもデカイっス、意外や意外、凄い所だ。

ヨシダジョウカラホリ.jpg

 

 

虎口の石垣は大きく高く、周りを威圧している。

すっげーや、と思いながら、勇んで石垣に上りパシャリ。

あんまり期待してなかったけど、ココはいいっス。

オオキナイリグチ.jpg

 

 

復興されている鉄櫓。

天守がなかったので、実質的な天守らしい。

フッコウノヤグラ.jpg

 

 

入り口で待ち構えているボランティアの方々。

郷土自慢を聞いてよ、という感じ。

それがしいつも聞きマスよ、と話を拝聴した次第。。。

 

そんなこんなで櫓内部から見る豊川。

川の間際に建っている、これぞ背水の陣。

トヨカワヲノゾム.jpg

 

 

櫓を出て、豊川まで下りていくとしますが、

あまりの、崖とも言っていいほどの傾斜にびっくり。

川際から上ってくる人たちを眺めながら、

これは下りたら上るのはしんどいや、とルートを検討。

カワカラノボルヒトタチ.jpg

 

 

とりあえず下っときます。

すると、とんでもない傾斜の階段。

これは足を滑らしたら大変なことになる。

ひえぇー。

体を横にしてコワゴワと下りていく。

コレハオチルヨ.jpg

 

 

無事下ったあとは、川沿いをブラブラと散策。

とっても気持ちのいいお城でした。

あとで豊川にかかる橋から見た吉田城。

こちらから見ると、なかなか絵になる。

カワゴシ ミカワヨシダジョウ.jpg

 

 

豊川沿いの背水の陣。

池田輝政が構想した吉田城。

壮大な感じがする縄張り。

 

結局は未完成のまま幕末まで続く。

完成したらどんなだったんだろうな、妄想は膨らむ。

意外に見所満載、とってもいいお城でした。

 

 

 

 

 


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長篠城(日本100名城) [城]

2012年6月24日(日)

 

はるばるやって来たココは、

愛知県新城市長篠の長篠城。

 

長篠の戦いで有名な地、長篠。

そう、教科書にも載ってた、世界で初めて鉄砲が大量使用された地。

でも、ホントの鉄砲戦は、ちょっと離れた設楽原で行われたらしいデス。

 

 

宇連川と豊川が合流する切り立った断崖絶壁の地が長篠城。

牛渕橋までぐるっと歩き、橋の上から城址を望む。

うーん、これは凄い。

めっちゃ谷が深い、まさに天然の要害だなぁ。

ダンガイゼッペキ ナガシノジョウ.jpg

 

長篠城の篭城戦はいろんな小説にあるけど、 

それがしは池波正太郎先生の『鳥居強右衛門』かな。

主人公すねえもんは、男の中の男。

まさにこれこそ、『   ってやつデス。

 

 城は、二つの渓流が落合う崖の上にあった。

  一万七千の敵軍が、城を包囲していた。

  城にこもる味方は、わずか五百である。

  いかに籠城戦だとはいえ、比較にならぬ戦力の差であった。

  北面に山嶺を背負い、三方の崖下を急流がめぐっている要害の城だから、

  どうやらここまでもちこたえてきたのだ。 』        と、物語は始まる。

 

 

 

豊橋駅から飯田線で約1時間電車に乗り長篠城駅へ到着。

駅から歩いて10分程度で長篠城址史跡保存館。

マイナーな施設なのに、5人くらい見学者がいてビックリ。

教科書に出てくる土地だから子供を連れて見学に来るのかな。

保存館にて100名城スタンプをゲット。

 

展示を見学していると。

すねえもんの磔の絵が出てきた。

どこかのお城でも見たな、と思い後で調べたら中津城でした。

まっ赤に血をみなぎらせ磔刑柱に縛り付けられている。

漢の最後の姿、これは忘れられないス、夢に出てくる。

スネエモン.jpg 

 

 

 

武田勝頼軍に包囲され、落城寸前まで追い込まれ、

辛うじて崖の上の本丸に押しつめられている籠城軍。

川の中まで張り巡らされた武田軍の包囲網を抜け、

約10里離れた岡崎まで、徳川・織田の援軍を頼みに行く。

 

その決死行の使者の役に名乗り出た鳥居強右衛門。

なんとか無事岡崎まで着いたすねえもん。

援軍みなに止められるにもかかわらず駆け戻る。

味方を鼓舞するため、援軍は来るぞ、と伝えるため。

 

しかし、武田軍に捕まってしまう。

 

援軍は来ないと言え、と武田軍に強要されるも、

『 援軍は来る!

    早まって城を明け渡すな!

          今日1日の辛抱ぞ! 』

と叫んだために、磔になってしまう。

 

やっぱり、すねえもんは漢だっ。

生き様、いや、死に様がとてつもないス。  

 

 

 

そんなこんな感傷に浸りながら。

保存館を出て、城址をウロウロ。

土塁や空堀がきれいに残っている。

ナガシノジョウ.jpg

 

本丸は意外と広い。

ここに押し込められていたのか。

ナガシノジョウホンマル.jpg

 

ここからぐるっと回り対岸へ行く。

橋が遠いので、かなり歩く必要がありました。

あーしんど。

途中、すねえもんのお墓などを見学、立派でした。

 

 

対岸にある磔の地。

ココですねえもんが処刑されたのか。

思わず合掌。

ハリツケノチ.jpg

 

しかーし、保存館でもらった資料によると、

ホントの場所から移動されているらしい。

まっ、いっか。。。

 

 

叫んだ場所と磔された場所は同じだから。

ココから叫んだんだ、と思い込み、碑の後ろから崖下の川を覗く。

確かに木がなければ、向こう岸長篠城はすぐだ。

それがしも深呼吸して。

ぜったいまってろよーっ、あきらめんなっよーっ、と川に向かって叫ぶ。

時代を超えすねえもんとシンクロ、不思議な感覚。

ミカタハクルゾー.jpg

 

 

 

世界初の鉄砲戦の地として有名な長篠。

ホントの戦場の場所はちょっと違うのですが。

ココ長篠城の篭城戦はもっと劇場的デス。

 

なんといっても、漢!すねえもん。

その磔の姿、血潮みなぎる赤い裸体は一回見たら忘れられない。

そう、夢にうなされそう。

おっと、それがしはとっても大好きデスよ。

 

数ある歴史の主人公の中でも特に印象深い。

一瞬に燃え尽きる、その姿のみで後世に名を残す。

その一瞬が誰にも真似の出来ない死に様ですから。

 

それがしはずっと忘れないぞ。

すねえもんに思いを馳せながら、長篠城址を散策した次第デス。

 

 

 

 

 


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